環境
Oracle Databse 10g R2ネーミング・メソッド
データベース・サーバーへのクライアント接続に関する接続ための方法- ローカル・ネーミング クライアントのtnsnames.oraファイルに格納されたネット・サービス名を解決します。
- ディレクトリ・ネーミング 集中化されたLDAP準拠のディレクトリ・サーバーに格納されたデータベースのサービス名、ネット・サービス名またはネット・サービス別名を解決します。
- 簡易接続ネーミング 構成を行うことなく、データベース・サーバーにクライアントを接続できます。クライアントは、ホスト名、オプション・ポート、サービス名から構成される簡単なTCP/IPアドレスの接続文字列を使用します。
CONNECT username/password@host[:port][/service_name] - 外部ネーミング サード・パーティ製のネーミング・サービスに格納されているサービス情報を解決します。
tnsnames.oraサンプル
sales=
(DESCRIPTION=
(ADDRESS= (PROTOCOL=tcp)(HOST=sales-server)(PORT=1521))
(CONNECT_DATA=
(SERVICE_NAME=sales.us.acme.com)))
簡易接続ネーミング・メソッド構成検証手順
- Oracle Net Managerを起動します。
- ナビゲータ・ペインで、「ローカル」→「プロファイル」を展開します。
- 右ペインのリストから、「ネーミング」を選択します。
- 「メソッド」タブをクリックします。
「選択メソッド」リストにEZCONNECTがリストされていることを確認します。リストされていない場合は、ステップ5に進みます。 - 「使用可能なメソッド」リストから「EZCONNECT」を選択し、右矢印ボタンをクリックします。
- 「選択メソッド」リストから「EZCONNECT」を選択し、「上へ」ボタンを使用して選択済項目をリストのトップに移動します。
- 「ファイル」→「ネットワーク構成の保存」を選択します。
sqlnet.oraファイルは、NAMES.DIRECTORY_PATHパラメータで更新され、次のようにhostnameが最初に表示されます。
NAMES.DIRECTORY_PATH=(ezconnect, tnsnames)
Ref. http://otndnld.oracle.co.jp/document/products/oracle10g/102/doc_cd/network.102/B19208-02/naming.htm