Tomcat8で動作するアプリケーションの状況確認する為の設定手順、操作手順を記す。
＜環境＞
・Windows Server 2008 R2
・JRE 1.8.0_121 (Tomcat用)
・Tomcat 8.5.4
・JDK 1.8.0_121 (ツール用)
＜設定手順＞
１．Tomcat起動パラメータ変更
(1) [スタート]-[すべてのプログラム]-[Apache Tomcat 8.5 Tomcat8]-[Configure Tomcat]をクリックし「Apache Tomcat 8.5 Tomcat8 Properties」画面を表示する。
(2) タブ[Java]をクリックし、「Java Options:」に次の４行を追加し、[OK]をクリックし設定を完了する。
-Dcom.sun.management.jmxremote=true
-Dcom.sun.management.jmxremote.port=10080
-Dcom.sun.management.jmxremote.ssl=false
-Dcom.sun.management.jmxremote.authenticate=false
(3) [スタート]-[管理ツール]-[サービス]で「サービス」画面を起動後、「Apache Tomcat 8.5 Tomcat8」を選択、右クリック後、[再起動]をクリックする。
２．VisualVM
(1) 「コマンドプロンプト」を起動する。
(2) JDKのbinフォルダに移動する（例 cd "C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_121\bin" ）
(3) コマンドを実行する
jvisualvm
(4) 左ペインの[ローカル]で右クリックし[JMX接続を追加]をクリックし、「JMX接続の追加」画面を表示する
(5) [接続:]に、[サーバIPアドレス]:[JMXポート] （例 192.168.1.94:10080）を入力し[了解]をクリックする。左ペイン[リモート(またはローカル)]の階層化に追加される。
(6) [JMX]アイコンが表示された要素をダブルクリックする。
(7) タブ[サンプラ]-ボタン[メモリ]をクリックし、クラス一覧が表示される。
※ サーバ側のWindowsファイアウォールが許可されていれば、PCよりリモートで同じ操作ができる。
以上
